しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

乳母がいて女官は死ぬ

高校のときだったと思うが、国語の古典の授業中にこんなことを先生に言われたのを覚えている。曰く、「女のひとって授乳期間中は月経が止まるのね、だからその間は妊娠しない。でも赤ちゃんを乳母に預けたら授乳しなくなるから月経が再開して、セックスした…

クレー射撃と鳩

Wikipediaを読んでいたら、粘土製の皿を撃つ「クレー射撃」競技はもともと生きた鳩を使っていたと書いてあってちょっと衝撃を受けている。 クレー射撃(クレーしゃげき)とは、散弾銃を用いて、空中などを動くクレーと呼ばれる素焼きの皿を撃ち壊していくス…

逃げないという本能

通勤中山手線でバッグが爆発。。。怖すぎる pic.twitter.com/7EwijyuFsJ — 浦和ちゃん。 (@guchiaka73) 2020年9月16日 一昨日、ツイッターに投稿された動画。 映っている範囲では、乗客が発煙しているバッグから1~2メートルぐらい距離をとって「見守ってい…

講演します

10月15日「震災対策技術展大阪」D会場 グランフロント大阪(北館地下2階) 高原耕平「待ち望む・積み重ねる・くりかえす: 東遊園地から考える技術と災害」 セミナー(会場) | 震災対策技術展 大阪

論文が採択されました

少し以前に投稿していた論文が査読通りました。 大門大朗・宮前良平・高原耕平「集合的トラウマと災害復興に関する理論的検討―カイ・エリクソン『Everything in its Path』を読み返す」日本災害復興学会論文集、次号掲載

歴代内閣の「世襲議員度合い」を数値化する

「世襲議員」という表現にはどことなくネガティブなイメージがつきまとう。他方で、特殊な生育環境ゆえに優れた政治家が育つこともあるのかもしれない。いずれにせよ、国会議員の「世襲」は当たり前のことになった。 しかし具体的にどれくらいの議員が「世襲…

論文が採択されました

査読が通りました。 高原耕平「0歳児が語る阪神・淡路大震災: 震災学習世代の中間記憶と世代責任」地域安全学会論文集, 37, 2020. 次回の学会秋季大会での発表となります。

宮地尚子『トラウマにふれる 心的外傷の身体論的転回』(新刊ご恵投いただきました)

精神科医・医療人類学者の宮地尚子先生より、新刊書『トラウマにふれる』をご恵投いただきました。 ことばからからだへ、からだから性へ、性から社会へ、社会からひとへ、ひとからまた、ことばへ。そのような転回というか、「動き」をずっとたもった本である…