しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

書いたもの

復興学会ウェブサイトにコラムを寄稿しました

「電信柱をくぐる:「災害の記憶」のオルタナティブ」 https://f-gakkai.net/lessons-and-learned/2878/ 写真データをご提供いただいた「コープこうべ」様に改めて御礼申し上げます。

論文が公開されました…「場所と物語のあいだ:「石巻アーカイブ」の地域活動における写真の〈ここ〉性」

2年前から取り組んでいた調査研究の成果が、地域安全学会電子ジャーナルの査読論文として公開されました。 地域安全学会 » 地域安全学会論文集NO.40(電子ジャーナル論文) 論文本体PDFは以下から読めます。 https://isss.jp.net/isss-site/wp-content/uploa…

書くこと

コロナウイルスの感染拡大が始まる以前の時期に書いていたものを読み返したり思い返したりしてみると、どことなく軽やかさを帯びているというのか、現実からわずかに浮いたような文章を書くことができていたのだなと気づく。そのころは、今日はすこしばかり…

共著書が出版されました:ほんまなほ監修・中川真責任編集『アートミーツケア叢書3 受容と回復のアート 魂の描く旅の風景』生活書院、2021年

アートミーツケア学会が出す叢書の第3巻です。じぶんは「「だから」と「それから」 K復興住宅のミノルさんのこと」という文章を書きました。 この原稿を書いているときは不思議な感覚で、骨身を削り込んで苦悶しながら書いたのでも、計画的にきちっとスマー…

論文が公開されました

高原耕平「情報アプローチと生活アプローチ -減災システム社会はどこへ行くのか-」『災害情報』19(1), pp.23-34, 2021. http://www.jasdis.gr.jp/_src/707/19-half.pdf?v=1615204386327 2年前、現在の職場(人と防災未来センター)で災害対応マネジメント…

論文が公開されました

災害復興学会に投稿していた論文が公開されました。 査読無しではありますが、自分で書きたいものを書いたという実感がある論文です。 お気に入りの一本です。 高原耕平、山村紀香「オルタナティブ遺構論 小さな遺構と出来事への近づき方」、日本災害復興学…

論文が採択されました

査読が通りました。 高原耕平「0歳児が語る阪神・淡路大震災: 震災学習世代の中間記憶と世代責任」地域安全学会論文集, 37, 2020. 次回の学会秋季大会での発表となります。

『家庭科』に1ページ論説を寄稿しました。

全国家庭科教育協会の機関誌『家庭科』令和2年1月号に、「災害に備える」という特集で自分の職場の研究員4名が1ページずつの論説を掲載しています。 河田滋人「防災教育の難しさと可能性」 木作尚子「避難所での生活をイメージしてみる」 高原耕平「災害とは…

「小さなもの」がパブリッシュされたよ

雑誌『臨床哲学』18号が公刊されました。 http://www.let.osaka-u.ac.jp/clph/syuppan2_vol18.html 去年の早春から取り組んでいた「小さなもの」も載っています。 じぶんがこれまで書いたもののなかでいちばん大切なもの。とても嬉しい。 読んでもらえるとさ…

ニンジャスレイヤーの記事をWEBRONZAに掲載してもらったよ

webronza.asahi.com 新年からいきなりニンジャが出てきて殺す論説だよ! Wasshoi!! 記事は上下構成になっていて、明日「下」が掲載される予定です。 今日の「上」ではツイッターでみんなで小説をライブ感覚で読むっていうのは新しいスタイルだよね(ヘッズ…

2016年に書いたもの

2016年に書いたもの、学会で発表したことをまとめておくことにする。 (厳密には「2015年度」に含まれるものや、2016年内にpublishされなかったものも含まれるけれど) その1 リフトンの修士論文 「R. J. リフトンのサバイバー研究における「変容」思想につ…

『シン・ゴジラ』の映画評をWEBRONZAに掲載していただきました

『シン・ゴジラ』の映画評を書きました。 (上)はけさアップロードされ、(下)も明日の午前中に載る予定です。 (上)では本作の演出の特徴を、「ゴジラの不気味さ」と「政府の対応プロセスの過剰な描写」の2つにまとめています。これは、たぶんたくさんの…