しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

時代とちょこまか

時が経ち、時代が移り変わってゆくという感覚がいまひとつ自分の中に無いような気がする。たとえば、昭和初期の都市や田舎の風景を撮影したフィルムの映像を、テレビやネットで見ることがある。白黒の焦げたような陰影のなかを、当時の人々がちょこまか動き…

神戸と霧

科研提出したメンバーでアメリカに調査に行くぜ!という流れになる。具体的な旅程の相談が始まってから、パスポートが切れているのに気づく。 仕事が最近立て込んでいた。それがいったん区切りとなり、今日は午前中振替休日にしていた。充電のため。その休み…

公務員の肩書がわからない

いまの職場は公務員のひとたちと接する機会が非常に多い。名刺もいただく。名刺にはいろいろと肩書が書いてある。その肩書の意味が、なかなかわからない。 審議官と参事官では、審議官の方がエライのか、参事官の方がエライのか。エライエラクナイのヒエラル…

目分量の生活

洗濯は朝と決めている。乾燥もしてくれるので洗濯ものを放り込んでスイッチを入れるだけなのだが、洗剤は自分で毎回投入しなければならない。「0.3」とか「0.5」とか、洗濯機が洗剤の量を教えてくれる。 ところがどうも自分はその指示に従っておらず、なみな…

伊藤野枝と電車内の記述 その2 大正時代の痴漢

『伊藤野枝集』を読んでいたら、もう一箇所、電車内についての記述が出てきたので書き抜いておく。 私はよくこみ合う電車の中などで、こみ合うのをいい幸にして、わざと身体をすりよせて来たりする不都合者に時々出遭います。そんな場合には、どうも表立って…

伊藤野枝『乞食の名誉』における電車内の記述

少し前、電車でどこかに「行く」という表現は奇妙だと書いた。そのとき、夏目漱石の小説『坑夫』に、歩いていた主人公が途中で汽車に乗るシーンが出てくるということを、記憶のまま書いた。 その後、電車の車内の書き方ということに少し関心を持っていた。 …

研究用個人データベースを自作する

研究は資料を溜め込んでは編みなおす作業である。溜め込んで忘れてしまっては厚みのある研究はできない。そこでデータベースに類するものが必要になる。しかし決定版の既製品というものは無い。そこで自分でデータベースを自分で作ってみようとおもう。 1.…