しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

宮地尚子『トラウマにふれる 心的外傷の身体論的転回』(新刊ご恵投いただきました)

精神科医・医療人類学者の宮地尚子先生より、新刊書『トラウマにふれる』をご恵投いただきました。

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ことばからからだへ、からだから性へ、性から社会へ、社会からひとへ、ひとからまた、ことばへ。そのような転回というか、「動き」をずっとたもった本であるのだとおもいます。

李静和先生の『つぶやきの政治思想』もそうだったのですが、なかなかこれは、開けないほんです。表紙にさわると、いいのかな、大丈夫かなって思ってしまう。職場の机の、左腕から50センチくらい離れたところにいま置いています。背表紙がちょっとこわいです。しばらく読まないとおもいます。かといって、本棚の奥の方にしまいこむこともできないほんです。ちょっと近くに置いていて、ちりちりしたかんじが収まったら読むかもしれません。

 

宮地先生と李先生にお会いして、すこしだけゆっくりお話をしたいとおもった。しかし東京はいまとおい。じぶんは何をしているんだろう。仕事をしなければ。

 

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