災害復興学会という学会の大会に来た。
初めての参加だったけれども、なんだか歓迎してもらったかんじで、素直に嬉しかった。
懇親会で、会場となった石巻専修大学の前学長という方にお話を聞いた。
石巻専修大学では、2011年の震災で6名の学生を失った、ということだった。
自分が昼間、へらへら発表していたとき、そうした事実を全く知らなかったし、気づかなかったし、考えなかった。こういうときはいつも「後から知る」ことになる。ああ、そうやったんかぁ…とだけつぶやいて、ことばが続かず、もういちど「そうやったんかぁ」とつぶやいてみて、やっぱりそれ以上の何にもならない。
どぷんと錨を投げ込まれたような気分になった。