しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

Tochka Nisshi

体重が3キロ落ちていた。在宅勤務開始時の目標の一つを達成してしまった。

歩かないので足の筋肉が落ちたらしい。

 

一日中論文を書いている。準備していたメモをちまちまつなげてゆく作業が楽しい。これから少しずつ文章を乾かしてゆかねばならない。


仕事の集中力が切れたら、机の隣に置く棚をAmazonで探してニマニマしている。プリンタとScansnapを置いて、それから何を置こうかと考える。そして満足する。安上がりな男である。

 

博論のときにお世話になった、復興住宅の住民さんに電話する。みんな距離を取って公園で日向ぼっこしていると言う。「戦争じゃないんだから、さいごには明るい未来が待ってます」と断言される。戦後と震災を生き抜いてきたひとの強さ。別の住民さんは「なんかあったら電話する」と言ってくれた。ひとの声を聞くことがこれほどまで支えになるとは。