しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

石を投げる・投げられる: ズンズンギィー雑考

メモとして:

上のまとめがあって、それを受けて下のまとめができたという流れ。

2つ続けて読むと、複雑な気持ちになる。

 

多くのひとは、石を投げる。石をぶつける相手を探している。誰に石を投げるか・投げないかを決めるのはまさしく自分だとおもっている。現にそうやって選択して、こいつは石を投げてよいと決めた人間に、投げる。

下のまとめで語っているお母さんは、投げられる側に回る。石を投げられている上のまとめのお母さんの隣に立つ。いっしょに投げられる。何が正しい・間違っているという判断はしない。いっしょに石をぶつけられる。ぶつけられたら痛いね、とだけ言う。投げることに慣れたひとは、投げられる者のとなりに立つという選択肢があることを想像できない。