しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

さいきん聞こえたもの

「もうちょっと遊んどけ、やってー!」

3年前の秋ごろの夕方、神戸市長田区の公園のまえで。

自転車に乗った小学生が、隣の友人に言う。携帯電話で親に連絡をしていたらしい。たぶん、まだ家に帰ってくるな、公園でもうちょっと遊んでいなさい、と親が言ったのだろう。

 

「重たい財布がばれるよ!」

昨日、神戸市中央区、春日野道商店街で。商店主らしき男性が、お客らしきおばあさんに。もちろん、あなたはお金持ちなのでしょうという嫌味ではなく、一種の「掛け合い」、ユーモアとして。たぶんおばあさんは「そんなもん、からっぽやがな」などと言い返して笑うだろう。

 

「そうすると、水分子がこっちの粒子にくっつきたいくっつきたいゆうて・・・」

1年ほどまえか、大阪大学豊中キャンパスのバス停の近くで。理学部か工学部のベテラン教員らしき男性が、隣を歩くもうひとりの男性に。なにかの素材や実験の話をしていたらしい。分子の挙動を擬人化して話すのすごい好き。

 

「その回転軸まわりで**の係数を掛けて積分する・・・でもおれ**を忘れてた、問題文ちゃんと読んでなかった!!」

さっき、工学部の近くで。数名の男子学生が道をあるきながら。おそらく解析学か何かの試験を終えたところなのだろう。おつかれさま。