しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片を毎日1000字くらいで書く。

本を買う

大学生協岩波書店の在庫が15%引きになっていたので何冊かまとめ買いをした。

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(最初は谷徹さんの『内的時間意識の現象学』だけを買いにいったつもりだったが、支払いがちょうど10倍くらいになった…)

 

疲れたときは本屋さんにゆく。身体の疲れは取れない。けれども、美しい背表紙に囲まれていると、すこしずつ気持ちが浅瀬にもどってくる。息をする。

 

10年くらい前、人生でいちばん疲れていたとき、三宮のジュンク堂書店に通っていた。4階の奥の文庫本のコーナーがいちばん落ち着いた。痛めた関節をリハビリしてゆくように、すこしずつ呼吸を取り戻した。活字は魂の酸素分子であるとおもう。

 

自分にとって、図書館にはこのような回復作用はあまり無い。真新しい商品に囲まれている、それに触れる、触れたなら対価を払って手元に置く、その後長い時間ともに過ごす…という性質が大切なのかもしれない。一期一会、というような。