日本国内の哲学関連学会における女性理事の割合

 指導教官と話しているとき、現象学会の理事は25人いるけど、そのうち女性は2人しかいない、ということを聞いた。

 

 マジかー。すくない。

 

 ほかの学会ではどうなんだろうとおもって、それぞれのウェブサイトでちょっと調べてみた。暇人か。

 

(名称 全理事数/女性理事数)

日本哲学会 20/3

現象学会 25/2

関西倫理学 20/2

日本生命倫理学会 27/9

応用哲学会 20/0

日本医学哲学・倫理学会 6/1

日本宗教学会 31/3(常務理事のみカウント)

日本科学哲学学会 18/0

日本法哲学会 31/4

教育哲学会 20/1

美学会 30/6

日仏哲学会 20/2

比較思想学会 27/5

 

 いわゆる「大手」というか、ぱっと名前が思いついた学会だけ挙げている。学会によって、理事とか運営委員とかちょっとずつ名前が違うけれど、さしあたり同じものとして扱った。「会長」や「監事」や「学会誌編集委員」は含んでいない。名前の見た目でざっと性別を判断したので、勘違いが含まれているかもしれない。間違いがあったらごめんなさい。あと、男女の二分のみで良いのかとか、性的志向はどうか、という部分は今回は棚上げしている。日本倫理学会と西日本哲学会は公式サイト上に役員一覧を見つけることができなかった。

 

 やっぱ少ないねんなー、というのが率直な印象。上に挙げた数字を単純に合算すると、女性理事の割合は約12.9%である。また、女性の「会長」は、上に挙げたなかでは日本宗教学会の氣多雅子さんだけだった。

 

 統計局ホームページ/統計トピックスNo.80 我が国の科学技術を支える女性研究者 -科学技術週間にちなんで-によると、日本全体での女性研究者の割合は14.4%、哲学分野に限定すると19.1%だという。

 

 この19.1%という割合は、わたしの実感より高い。教授・准教授・講師の常勤職と、任期付き助教や、ナントカ上席研究員みたいなポストも全部含めた数字ではないかとおもう。常勤職に限ると、上の12.9%という数字に近づいてゆくだろう。

 

 2025年までに理事の男女比率を1:1にします、みたいな宣言を出す学会があってもいいのにな、とおもった。