しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

阪神大震災

黒田裕子は二人いる

看護業界で著名な「黒田裕子」さんが同姓同名の2名おられると今先輩から教えていただいて衝撃を受けている。 おひとりは、阪神・淡路大震災で災害看護の分野を切り拓いた黒田裕子さん。2014年に亡くなられた。 おひとりは、北里大学看護学部教授の黒田裕子さ…

防災教育に関する研究はどれくらいのペースで増えてきたのか

Ciniiで「防災教育」で検索し、論文の発刊年次ごとに数を出してみた。 ざっくりグラフにするとこんなかんじ。 査読論文も紀要論文も学会発表も分けずにカウントしている。 また、微妙に重複があるはずだが、おおまかなトレンドを知りたいだけなので除去して…

関東大震災に教育界はどう反応したか(平野・大部2017)

東日本大震災の後、やはり防災教育は大切だということで、ちゃんと学校で防災を教えましょうという方針が国で固められた。(文科省内のページ:学校安全<刊行物>:文部科学省に答申や参考書がまとめられている) 防災教育は東日本大震災(2011年)のあと初…

「ポスト震災○○年」が不可視化するもの(稲津秀樹「被災地はどこへ消えたのか? 「ポスト震災20年における震災映画の想像力」2017年)

稲津秀樹「被災地はどこへ消えたのか? 「ポスト震災20年における震災映画の想像力」『新社会学研究』2, 2017, 46-56. つまり、「ポスト震災○○年」という言葉でもって震災の時空間が方向付けられる限り、私たちの想像力に1995年1月17日に現出した被災地のリ…

「碑」の傷つきやすさ

震災の鎮魂碑、盗難か 六甲山頂付近建立毎日新聞2019年1月31日 22時05分(最終更新 1月31日 22時11分) 兵庫県勤労者山岳連盟(兵庫労山)は31日、神戸市東灘区の六甲山頂付近に建てた阪神・東日本大震災犠牲者の鎮魂碑がなくなったと発表した。碑は過去にも被…

阪神淡路大震災関連報道記事集成(2019年1月17日付近)

毎年1月17日にかけて、全国紙・地域紙で阪神大震災の取材記事が一挙に出る。ネットで検索できた記事のリンクをまとめた。 追悼行事に関するもの 当時のエピソード、証言等 関連行事 取り組み インタビュー 制度に関するもの その他 論説・提言など 芸能人、…

報道関係者のほうが多い追悼集会

毎年1月17日未明から、神戸市の東遊園地*1で阪神大震災の追悼集会が開かれている。 さっき、そこに行っていた。参加するのはたしか3回目。 会場に入った瞬間、なんでまた来てもたんかなと軽く後悔した(後悔するぐらいなら行かなければいいのだけれど、来て…

「世界一のツリー」騒動の続報が出てしまった

昨年12月、神戸のメリケンパークで「世界一のクリスマスツリー」なるイベントが開催された。わたしはこのイベントが阪神大震災の鎮魂を謳うものであることが、端的に意味がわからないと思った。やめてほしいと思った。そのことは書いた。 このとき書いたこと…

神戸港150周年「世界一のクリスマスツリー」プロジェクトへの疑問

主にtogetter経由で知ったのだけれど、「世界一のクリスマスツリー」というプロジェクトが富山と神戸で進んでいるらしい。 詳細は上記、神戸新聞の記事とtogetterまとめで把握されたい。プラントハンターの西畠某氏が「世界一のクリスマスツリー」プロジェク…

東神戸病院内の「震災遺構」

狂犬病の予防接種のために東神戸病院(神戸市東灘区)に行ったら、なつかしいものを見つけた。 あまりうまく写真を撮れていないけれど、これは新規外来者が問診用紙に記入する机です。 んで、そこに置かれてた鉛筆。 これ、1995年の震災のとき、インドから救援…