しずかなアンテナ

哲学の瓦礫片のための場所。

2018-02-22から1日間の記事一覧

「その後の消息は不明」

群馬県高崎に生まれ、石川啄木の詩や本を愛した。亡き父の借金返済、母と妹の生活を支えるため、19歳で吉原へ。「騒いで酒のお酌でもしていればよい」という斡旋屋の嘘にだまされ、遊郭の花魁(娼婦)になる。「復讐の第一歩として、人知れず日記を書こう」…